カブトムシで町おこしをしている福岡県大木町を取材。特産品のキノコの売り上げは約22億円。キノコの廃菌床は年間1万トンで処理費は2000万円と農家には大きな負担となっていた。その問題を救ったのはカブトムシ。大木バイオクリエーションズ・TOMUSHI・浅野風斗さんは大木町のキノコ栽培後の廃菌床をカブトムシに食べさせている。廃菌床を農家から無料で引き取り独自の技術により発酵させ特殊加工を行うことで幼虫が食べやすく成長を促す餌にしている。設立1年3カ月で黒字化しカブトムシが町の産業に育った。大木町・広末町長は「知名度が上がることが一番」と話す。
