ドイツ・ベルリン近郊の州議会選挙の投開票が実施され、第1党をうかがう勢いだった極右政党は伸び悩みきん差で第2党となった。ベルリン近郊にあるブランデンブルク州で22日、州議会選の投開票があり国政与党で中道左派の社会民主党が第1党となった。選挙前の世論調査で第1党をうかがっていた極右政党・ドイツのための選択肢は、比例区で前回の選挙と比べて得票率を5%以上伸ばしたが、きん差で2位となった。AfDは一部の党幹部がイスラム教徒への差別的な発言をしていて移民排斥などを訴えている。ドイツでは来年9月に総選挙を控えていて今回の選挙が前哨戦と位置付けられ注目されていた。