ワシントンからの中継。ニューヨーク株式市場はこれから取引が始まるがダウ平均株価は800ドル以上値下がりしている。4日のニューヨーク株式市場は1日の下落幅では過去3番目の大きさの下落を記録。金融市場は底が見えないとしている。そんな中でもトランプ大統領は強気の姿勢を崩さず、短期的な痛みがあろうとも貿易赤字の解消や製造業回帰のためには関税措置が一番と考えている。米高官はこれまで50カ国以上が減免措置などを求めて接触してきたとし、46%の関税がかけられるベトナムは最高指導者がトランプ大統領と電話会談を行い関税措置の撤回を求めたと見られる。またイスラエルのネタニヤフ首相もホワイトハウスを訪問する予定だという。イスラエルは17%の関税措置を課されているが、アメリカと特別な関係にあるとされるイスラエルの関税がどうなるのか注目される。日本も石破総理が電話会談に臨んでいるとされるが世界経済の景気後退への懸念が高まる。