世界から続々と観光客が訪れる観光地・京都。年間5000万人以上の観光客が訪れ、1400万人以上が宿泊する京都市のホテルや旅館などで宿泊客が支払う宿泊税が現在の価格から引き上げられることが分かった。東京都、大阪府、福岡県など一部の自治体で導入されている宿泊税。観光業のサービス向上やインバウンド対策強化などに使用されている。京都市では7年前から導入されていて、現行は1人1泊2万円未満は200円、2万〜5万円未満は500円、5万円以上は1000円を徴収。2023年度の税収額は過去最高の52億円。先ほど京都市・松井市長が宿泊税の値上げを発表。改正案では5段階に分かれ、10万円以上のホテル宿泊だと1泊1万円の宿泊税がかかることになる。実現すれば税収額は120億円超の見通し。観光客に宿泊税の値上げについて聞いた。10万円超の部屋もあるホテル日航プリンセス京都の田口明宿泊部部長は「インパクトの大きさに驚いた、思ったよりあがった」と話す。松井市長は会見で、徴収した分の使い道について「文化遺産、国宝、重要文化財のみならず近代的文化、町家などの修理、助成、街並みのさらなる美化といった方面にも活用させていただく」と説明。
住所: 京都府京都市下京区烏丸高辻東入ル
URL: http://www.princess-kyoto.co.jp/
URL: http://www.princess-kyoto.co.jp/