ニューヨークの原油先物市場では、20日の終値が1バレル74.04ドルとイスラエルがイランを攻撃する直前に比べて1割高い水準で推移している。その翌日の21日にはアメリカ軍がイランの核施設を攻撃した。イラン議会は、ホルムズ海峡の封鎖で合意していて、市場では原油価格のさらなる高騰への警戒感が広がっている。日本総合研究所・栂野裕貴研究員は、「ホルムズ海峡という世界の原油輸送を石油輸送の2割を占める大動脈を遮断するようなことになれば、1140ドル台まで上昇する可能性がある」などとコメントした。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.