イランの大統領選挙は、先月28日の投票では過半数得票の候補がいなかったため上位2人の決選投票が5日に行われる。改革派のペゼシュキアン氏と保守強硬派のジャリリ氏によって争われ、今の強硬な外交政策の是非が焦点となる。2018年に米国・トランプ前政権が核合意を離脱し制裁を再開して以降、イランでは通貨暴落やインフレで経済が低迷している。ペゼシュキアン氏が制裁解除に向けて欧米との関係改善を訴えているのに対し、ジャリリ氏は国内産業の育成などで制裁を克服できると主張している。
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