ロシアで拘束されていたアメリカ人男性が釈放されホワイトハウスでトランプ大統領と面会した。トランプ大統領は男性の帰国がウクライナの戦闘終結の重要な要素になると話した。アメリカ人教師のマークフォーゲル氏は医療用大麻を所持していたとしてロシアで拘束され14年の実刑判決を言い渡されていた。米国・ウィトコフ中東担当特使がモスクワを訪れ交渉にあたったとしている。トランプ大統領は「ロシアの誠意のあらわれだ」などと成果を誇示したうえで「ウクライナでの戦闘を終わらせる重要な要素になる」との認識を示した。一方でタス通信によるとロシア・ペスコフ報道官は12日、フォーゲル氏の身柄と引き換えに、アメリカで収監中のロシア人が近く釈放されると明らかにした。