4日、アメリカ議会で行われた施政方針演説、歴代最長となるおよそ1時間40分の演説でトランプ大統領は「国民の皆さん、アメリカは戻ってきた」と宣言した。議場に響く異例のUSAコール、共和党議員たちは立ち上がり歓声を上げるが一方で、反対側に座る民主党議員たちは沈黙。さらに、うそだと書かれたプラカードを掲げるなど大統領の演説に抗議する姿も見られた。ロイター通信によると演説開始から1時間もたたずにおよそ30人の民主党議員が退席、議会の深い分断を象徴する演説となった。そんな中、トランプ大統領はウクライナへの支援についてヨーロッパの対応を問題視。また別の日には批判の矛先がNATO加盟国にも。アメリカばかりが負担していると批判。