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「ホーイックの滝」 のテレビ露出情報

30年前、南アフリカで、アパルトヘイトが撤廃されたことを受けて全ての人種が参加する民主的選挙が行われ、ANC(アフリカ民族会議)が政権与党となった。しかし、現在も白人優位の経済構造は変わらず、人種間の格差が重い課題となっている。そんな中、南アフリカ・ウムゲニ市の市長のクリス・パッパス市長は、「人種の壁をなくし社会を変えたい」と訴え、市長に選出された。ウムゲニ市で白人が市長になるのは、アパルトヘイト撤廃後初のことだった。パッパス市長は、子供の頃から黒人と交流し、黒人語である「ズールー語」を優位に話すことができていた。パッパス市長は、かつてウムゲニ市の観光名所だったホーイックの滝の再生に、白人・黒人関わらず協力して進め、再生した現在は雇用も生まれている。次は州知事を目指し、ズールー語で黒人たちの声に耳を傾けている。比例代表選挙の南アフリカでは、得票率が50%を下回ると単独では政権を維持することができなくなり、ANCの度重なる汚職や社会の機能不全により、次の政権の行方に注目が集まっている。

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