ニューヨークから米国みずほ証券・内田伊織に話を聞く。今週は19日のホームデポを皮切りとしてターゲット、ウォルマートなど小売企業の決算が集中している。21日のウォルマートの決算で事業の鍵を握る要素について、どんなアップデートがあるのかに注目。ウォルマートはAIの活用にも特に力を入れている。2025年6月にはAIショッピングアシスタント「スパーキー」をスマホアプリで導入している。アマゾン・ドット・コムは先週、追加料金無しで食料品の当日配達を行うサービスの対象地域を現在の1000超から年末までに2倍以上に拡大すると発表し、市場参加者の間ではオンライン食料品店における競争が激化するとの見方が広がっている。ウォルマートも「ウォルマートプラス」と呼ばれる会員サービスなどで食料品配達を手掛けているが、アマゾンの発表を受けて何らかの対抗策を発表する可能性があるとみている。先週金曜日に発表された7月の小売り売上高では個人消費の持ち直しが示唆される結果となったが、こうした傾向を確認するうえでも目先の小売関連銘柄の決算内容に注目している。
