マイクロン・テクノロジーが3−5月期決算を発表。旺盛なAI)需要を背景に売上高は市場予想を上回ったものの、業績見通しは高い期待に届かなかった。マイクロン・テクノロジーの3−5月期決算、売上高は1年前から1.8倍に増加、最終損益も黒字に転換した。調整後の1株利益も市場予想を上回っている。6−8月期の見通しは売上高を76億ドル程度とし市場予想とほぼ一致。ただマイクロンは、エヌビディアのAI向け次世代半導体に搭載されるメモリーの量産を2月から開始するなど、高いAI需要の恩恵が期待されているだけに、市場では業績見通しは物足りない水準にとどまったと受け止められたようだ。決算を受けマイクロンの株価は、時間外で一時10%を超えて下落した。