日本で働く英国人女性。訴えたのは、睡眠障害。医師は英語で診察を進める。外国人の観光拠点東京駅の八重洲口から、徒歩2分「Tokyo Station International Clinic」。患者のおよそ9割が外国人。医師、看護師、受付のスタッフ全員英語がペラペラ。中国語も対応できる。この日、訪れたのは何やら訳ありのスペイン人観光客。男性は数日前、大阪観光のさなかに体調を崩した。大阪で病院を受診し処方された薬を飲んだものの熱は引かない。原因を調べるため男性の血液を検査。診察の結果、何らかのウイルスに感染していたことが判明。一方、18歳のハンガリー人女性も謎の発熱に不安を募らせていた。女性が感染していたのは今年、日本で猛威を振るうマイコプラズマ肺炎。原因が分かって女性は、ひと安心した様子。治療薬を受け取り支払いを済ませる。彼女は日本で働いているため健康保険が適用され医療費は3割負担。取材した外国人観光客は旅行保険に入っていたため医療費の心配はない。外国人が驚いたのが日本の医療のすごさ。