産婦人科医は職場の管理職にも育休後を見据える意識が必要だと伝えている。管理職には育児を主体的に行っていない世代も多く、育児と仕事の両立の悩みが想像できないこともしばしば。そこで産婦人科医は研修で育休からの復帰後に注意が必要で、育児状況変化をこまめに聞き取る必要があるなどと話した。会社経営者の濱内勇一さんは自ら育児に取り組んだことで育休を取らせる側の心構えができたとのこと。民間の転職サイトの調査では育児との兼ね合いで退職した、あるいは検討したと答えた人が35%に上り、男女問わず育児と仕事の両立に難しさを感じている現状が明らかになった。
