ハワイ・マウイ島の山火事はこれまでに106人の死亡が確認されている。このような山火事被害を大きくなる前に防ぐことができないか取り組む企業を取材した。マウイ島では現在も約1300人と連絡がとれていない。バイデン大統領は近く被災地を視察する考えで、日本政府も200万ドル規模の支援を表明した。監視カメラシステムで世界2位のシェアを持つダーファテクノロジーでは、AIと画像処理技術を融合した山火事防止の検知システムを展開している。2020年に中国で導入し、半年で約500件の山火事を検出したという。日本では年間約1300件の山火事が発生し、被害額は約3億5000万円にのぼる。ダーファテクノロジージャパンの李社長は、われわれは大規模になる前に防ぐことができる。ビジネスチャンスにつながると話した。