摩耶さんがニュージーランドにホームステイした際にホストとなってくれたテウルロア夫妻の元を訪れることに。マオリの言語復興などに携わていて、妻・エラナさんはタ・モコという唇からあごにかけていれるマオリのタトゥーをいれる様子を見せていた。摩耶さんはマオリの復興について聞いてみると、テウルロアさんはタトゥーや言語などマオリの文化は取り戻されつつあると振り返り、エラナさんは先住民族として成功しているように見えるがマオリ語について教育を受けているのは全体の10%程度となっていて更に増やす必要があると言及している。2人の大切にしている言葉は「ファナウ ファナンガ ファナンガタンガ」(家族 親族 人々との絆)だという。2つの旅を経て摩耶さんは先住民という言葉は使い方に迷ってしまう言葉となっているが、今回の旅では先住民という言葉は自分を鼓舞してくれ、家族やルーツに感謝できたと振り返った。そして、別れを前にするとアイヌ語とマオリ語を織り交ぜて作られた「アイヌモシリ」という歌で摩耶さんが見送られる様子が見られた。