秋篠宮家の二女・佳子様が、あすからのギリシャ訪問に向け、天皇陛下にあいさつするため皇居を訪れた。きのう、半蔵門から皇居に入られた秋篠宮家の二女・佳子様は、天皇陛下にギリシャ訪問前のあいさつをされた。佳子様は、外交関係樹立125周年と「日本・ギリシャ文化観光年」を迎えているギリシャを公式訪問するため、あす、日本を出発される。ギリシャ訪問に先立ち、今月16日に都内のギリシャ大使公邸を訪れて昼食会に臨まれた。側近によると、佳子様は、昼食会でギリシャの文化などについて話されたという。佳子様の外国公式訪問は去年11月のペルー訪問以来で、3回目となる。ペルーでは、佳子様は日本の手話とは異なる「ペルーで使われている手話」で聴覚に障がいのある子供たちと交流するなど、精力的に国際親善に臨まれた。インカ帝国時代の遺跡である世界遺産・マチュピチュ遺跡を視察した際は、「この場に立って見てみると、『おー』という感じがすごくします。何かすてきな空気を感じます」と感嘆の声をあげられた佳子様。今回のギリシャ訪問に向けて、精力的に準備を進められているという佳子様は、視察される予定のサラミナ島のファネロメ二修道院について、その壁画修復事業に携わった日本人研究者と先月、面会し、「進講」を受けられた。日本テレビは、佳子様に「進講」した研究者を取材した。研究者の共立女子大学・木戸雅子名誉教授は「ご進講、結局3時間半くらいかかってしまったんですけど、(佳子様は)本当に熱心に、大きな目で画面を一生懸命見て、それでメモもちゃんとおとりになって、ずっと聞いてくださっていて」と話し、佳子さまは終始熱心に聞き、的確な質問もされたという。佳子様は来月1日に帰国される予定。