経済フォーラムは国際会議という名目だが、コロナ禍以前は出席していた日本やフランスなど、ウクライナ戦争に反対している国は参加していない。今回は中国・イラン・北朝鮮といった米国と対立している国や地域、またアフリカなどグローバルサウス中心に136の国と地域が参加していて、タリバンなども参加している。フォーラムではロシアの民間企業などが様々なブースを開いている。ここで展示されているドローンはウクライナ東部でロシア軍が実際に使用したものだという。今回のフォーラムの狙いの1つは対中国へのアピール。展示されている高級車は中国製のもので、プーチン氏は中国との経済的な結びつきを強めようとしている。送迎車両もドイツ製のものから中国製のものに変えているという。今回普段は出てこないプーチン氏の娘2人も参加するという。長女のマリヤ氏は医学博士で、明日明後日に開かれる討論会に出席予定。次女のカテリーナ氏はこれから行われる軍事産業の討論会にオンラインで参加する予定だ。