ロシアのプーチン大統領は7日、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで演説し、経済指標の一つで日本を超え世界4位になったと主張し、経済の発展に自信を示した。このフォーラムはプーチン大統領“肝いり”の経済イベントで、ウクライナ侵攻後は欧米の制裁に対抗するため、中国など友好国との連携強化を狙っている。プーチン大統領は7日に演説し、GDPについて購買力平価に基づけば日本を超え、世界4位になったと主張した上で、「友好国との貿易額は増えている」と経済の発展に自信を示した。一連のセッションでは、プーチン氏の長女で内分泌学者であるマリヤボロンツォワ氏が登壇し、学校教育における生物学の重要性などについて訴えた。大学で学んだという日本語で、日本メディアの問いかけに答える場面もあった。6日には二女・カテリーナチホノワ氏も別のセッションにオンラインで登壇していて、姉妹が公の場に相次いで姿を見せるのは異例のこと。