アメリカの去年12月の耐久財受注は、増加の市場予想だったが、2.2%の減少。JPモルガンチェース銀行・棚瀬順哉さんがスタジオで解説。棚瀬さんは「昨日は耐久財受注とコンファレンスボードの消費者景況感指数が出て、どちらも数字が弱い結果になった。それを受け一時米国金利が低下してドルが売られる局面があったが、動きは小幅ですぐに元に戻った。総じてみれば影響は限定的。米国のマクロ経済とそれを受けたFed(連邦準備制度)の金融政策は重要だが、足元はDeepSeekショック、トランプ政権の政策で、その他の材料への注目が集まる中、やや経済指標に対する市場の反応が限定的になっているのでは」、今回のFOMC(連邦公開市場委員会)について「経済見通しもなく、注目は、FRB(連邦準備制度理事会)・パウエル議長の会見だけになる。次の利下げまでの距離が遠いため、織り込み始めるにはやや早い」などと述べた。
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