南極・アンターセ湖、ロシア・オルダ洞窟など、極寒の地での撮影をおこなってきた潜水班。その研修が羅臼町でおこなわれた。講師によると、水温はいちばん寒くてもマイナス1℃からマイナス1.5℃ぐらい、それぐらいの水温だと体がいうことをきかなくなってくる思考能力も低下してくる、そういうところでも安全に撮って帰ってくることができるようになるため研修は大事、とのこと。潜水研修の日は、気温マイナス1.6℃、水温マイナス0.9℃。課題は海の生き物を探して狙いを持って撮影すること。ミズダコ・オニカジカ・ナメダンゴなどを撮影した。撮影後の検討会では、ズームを使うな、自分の体を使って寄っていくのが基本、など厳しい意見がでた。