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「ミニマムアクセス」 のテレビ露出情報

日本政府はきょうアメリカとの関税交渉の合意内容を発表した。日本に対する関税が15%に引き下げられることや、対米投資が最大5500億ドル(日本円で80兆円)に上ることなどを正式に発表。自動車は安全性を確保したアメリカ車を追加試験なしで受け入れるほか、EVなどの購入補助金を見直す。日本で販売を増やしたい電気自動車大手・テスラなどアメリカ側の思惑も透けて見える。農産品や航空機などの貿易も拡大するとしていて、コメはアメリカ産米の輸入割合を増やすとしている。私達の食卓にどう影響するのか。
東京・江戸川区にある米店を取材。アメリカ・カリフォルニアのカルローズ米と国産米のブレンド米は5kg3348円。一般的にカルローズ米は中粒種で日本の短粒種より長いのが特徴。店では国産米と大きさを整えるため3度精米してブレンドしている。5月ごろは売れ行きが好調だったが、おいしく食べるため水に浸す手間がかかることなどが影響し売り上げは減少。国産米の売り上げが回復したためブレンド米の取り扱いを来月にはやめるという。吉田社長は「客が安いコメに少し飽きてきた。おいしいごはんを食べたいというのがみんなの要望になってきた」と話した。先月からカルローズコメを販売しているイオンも、国産の新米が出てくることもあり契約している数量で販売を終了するとしている。
アメリカ政府は完全交渉の合意内容として日本がアメリカからのコメ輸入を即時に75%増やすことを容認したと明らかにした。ミニマムアクセスと呼ばれる無関税の枠内で昨年度の輸入枠は約77万トンで、うち約34万をアメリカから輸入している。今回の日米合意では総枠は変えないままアメリカからの輸入量を増やすことで合意。その分他国からの輸入量を減らすとみられる。アメリカのコメ農家も今回の合意を歓迎。カリフォルニア州で年間1万3000トンのコメを生産するララビーさんは販路拡大に期待している。しかしミニマムアクセス米のほとんどは加工用や飼料用で主食用は最大で10万トン。きょう小泉農水大臣は「枠の変更は考えていない。一番の懸念はさらなるコメの流入」と述べ、増加分のアメリカ産のコメは主食用として活用しない方針を強調した。ただ今後、猛暑などでコメが不作になり価格が高騰した場合は枠の拡大や用途の変更もあり得ると元農水官僚の山下さんは指摘する。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年9月5日放送 12:00 - 12:18 NHK総合
ニュース(ニュース)
日米間税交渉ニュース。ホワイトハウスは、アメリカ・トランプ大統領が自動車関税15%とする内容など日米交渉の合意に基づいた大統領令に署名したと報じた。自動車関税をめぐっては、日本側が25%から従来税率15%への引き下げを交渉していた。その他幅広い品目の関税15%未満のものは15%になったことなど、日米間合意の着実な実施として歓迎すると赤澤経済再生相は述べた。2[…続きを読む]

2025年7月25日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングきょう注目NEWS
政府はアメリカからの米の輸入について最善の交渉結果だとして自信を深めているが、アメリカ・ベッセント財務長官は「大統領が日本の対応に不満であれば、関税は自動車も含めて25%に戻る」と忠告している。トランプ政権との関税協議でベトナムやインドネシア、フィリピンは輸入するアメリカ製品の関税をほぼ0%にする条件を飲まされていた。米については毎年約77万トンを関税ゼロで[…続きを読む]

2025年7月1日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(ニュース)
相互関税の猶予期限が今月9日にせまるなか、関税協議が停滞する日本に対し、トランプ大統領が相次いで揺さぶりをかけている。先月30日、トランプ氏は自身のSNSで「日本は深刻なコメ不足にもかかわらず、我々のコメを受け入れようとしていない」と投稿。日本のコメ史上の開放に向け圧力をかけた形。一方赤沢大臣は「米国との競技にあたっては農業を犠牲にする交渉はしない」と述べた[…続きを読む]

2025年6月12日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
備蓄米が消費の現場に届いた量は全体の2割程度。競争入札で放出された備蓄米について農水省は5月25日まで流通状況を公表。落札された31万トンあまりのうち、卸売業者に引き渡されたのは全体の37.7%。競争入札で放出された備蓄米が売れなくなってきているという指摘もあり、小泉農相は「経営努力で売れる価格にしてもらうことは当然1つのことだと思う」と述べた。また主食用と[…続きを読む]

2025年6月12日放送 15:00 - 15:07 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
高騰が続くコメの価格の引き下げに向けて、農林水産省は主食用として輸入しているコメの入札を例年より前倒しし、今月中に実施する方向で最終的な調整を進めていることが関係者への取材でわかった。最初の入札の対象は3万トンと見られる。政府はミニマムアクセスという仕組みで毎年77万トンのコメを関税をかけず義務的に輸入していて、このうち10万トンは主食用として民間に入札で販[…続きを読む]

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