ヤクルトレディの制服を手掛けた林。多くの企業を担当してきたヒットメーカーで、見せてくれたのは、ヤクルトのために素材メーカーと2年かけて作った生地。紫外線をカットする糸など、4種類を組み合わせたオリジナル生地で特別な機能性。織り方にもこだわり西陣織などで使われる手法を採用して通気法を高めた。その実力は、生地の下から風を送り、発泡スチロールのボールを使用して通気性を確認。ヤクルトのユニフォームで使用する生地の方が一般のものよりもすぐ浮く。通気性は3倍。開発期間3年をかけて手掛けているユニフォームがあるという林。高所作業があるというミライト・ワンという通信会社のユニフォームで、ユニフォームが作業の安全性に直結するために先方からの要件は60件以上。その項目には腕の上げ下ろしの際に裾が元の位置に戻るようにしてほしい。普通の作業着だと腕を上げると引っ張られ、裾がズボンから出てきてしまう。そこで林はストレッチ性のある生地を独自開発し、脇の部分にも工夫をこらし立体的に縫製。これで裾が出てこなくなる。3週間後にミライト・ワンの施設で着用試験が行われた。その責任者の植村さんが自ら試すことに。
住所: 東京都江東区豊洲5-6-36
URL: https://www.mirait-one.com/
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