フランスのマクロン大統領は13日、バルニエ首相率いる内閣が総辞職したことを受け、中道政党・民主運動のトップ、フランソワ・バイル氏を新たな首相に任命した。フランスでは今年に入ってからバイル氏が4人目の首相となる。バイル氏は分裂した議会をまとめ、まずは審議が遅れている2025年予算案の早期成立を目指すこととなる。こうした中、アメリカの格付け大手・ムーディーズはフランス国債の格付けを引き下げている。首相指名を受け「次期内閣が来年以降、財政赤字を持続的に縮小できる可能性は低くなった」と指摘している。
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