総務省はおととい、はがきや手紙の郵便料金を値上げする方針を審議会に示した。定形外郵便や速達も値上げする方針で、消費税の引き上げを除くと手紙は30年ぶり、はがきは7年ぶりの値上げとなる。郵便料金の値上げが検討される背景には郵便事業の厳しい現状がある。郵便物数はここ20年でほぼ半減している。さらに、人件費やガソリン代などの高騰も影響し、昨年度の収支は郵政民営化後、初めて赤字となった。一方、宅配業界では年末年始に遅延が増えるおそれがあるという。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.