プーチン大統領は国民とのテレビ対話と記者会見を合わせた恒例のイベントに出席している。このイベントは2001年にプーチン大統領が始め、任期中はウクライナ侵攻を始めた去年を除き毎年開催されてきた。プーチン大統領は冒頭でロシアの経済状況は西側制裁の影響を受けていないと説明し、ウクライナ情勢については「ウクライナの非武装化や中立化というロシアの目標を達成できれば平和が訪れる」などと答えた。さらに、軍の兵士からの質問にオンラインで答えるなどウクライナ侵攻を正当化する質疑が続いている。国民から募集した質問は200万件以上寄せられており、来年3月の大統領選挙に立候補を表明したプーチン大統領にとって最大のPRの場となる。