ロシア大統領選挙に向けてロシアの中央選挙管理委員会は29日にプーチン大統領を3月の大統領選の候補者に認めている。その一方でここにはウクライナ侵攻反対を主張するナジェージュジン氏も出馬を目指している。10万人の署名が求められ言論統制も行われる中、ウクライナ侵攻について「最大の過ち」と批判するナジェージュジン氏に署名するため、事務所には多くの人が並ぶ様子が見られる。賛同者からは「1%でも希望があるのならそれを信じるべき」などの声が聞かれ、すでに20万を超える署名も集まっている。ナジェージュジン氏自身も「全く予想していなかった」「署名であれば合法的に意思を示せる」と言及している。既に支持率は10%まで増加し署名は今日提出される予定となっているが、反戦ムードが高まる可能性から書類の不備などを理由に出馬を認めない可能性もある。ナジェージュジン氏は「ロシアの選挙は公正とはいえないが選挙が行われることが重要だ」と言及している。