相次いでいるモバイルバッテリーの発火事故の原因とは。リチウムイオン電池製品の発火原因を調査する会社では依頼の数は高止まりしているという。なかでも事故の原因に多いというのが粗悪品の増加。品質の悪い電池が出回り発火事故につながっていた。その背景には夏の厳しい猛暑も関係しているという。関西大学の石川正司教授は、「今年は異常に暑くハンディファンがすごく売れたことにより電池の取り合いが起こった。ある程度有名なメーカーでも信頼性の検証が十分進んでいない会社に電池の製作を委託したところがあった」と話した。こうした中で各メーカーでは発火しにくい次世代型電池が続々と開発されている。
			
