台風10号の接近に伴い、各交通機関で新たに情報が発表された。日本航空によると、あす、奄美大島を発着する便を中心に39便、あさっては、奄美大島や鹿児島を発着する便など77便で欠航が決まった。また、国際線では、あさって、関西空港を発着する便など6便で欠航が決まっている。一方、JR西日本によると、山陽新幹線で29日と30日に、全線もしくは一部区間で計画運休や運転の見合わせを行う可能性があるという。一方、物流やサービスにも影響が懸念される。日本郵便は、台風の接近に伴い大雨や強風が予想される地域で、あす以降の郵便局の窓口や荷物の集配などの業務を「一時休止する場合がある」と発表した。また、船舶や航空機への影響に伴い、「全国的に郵便物、ゆうパックなどのお届けに遅れが生じる可能性がある」としている。また、ヤマト運輸ではきょうから、佐川急便もあすから31日まで、全国的に配送が遅れる可能性があるとしている。