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「ユーラシア・グループ」 のテレビ露出情報

地政学リスクの分析を専門とするアメリカの調査会社「ユーラシア・グループ」が発表した2025年世界の「10大リスク」のトップに位置するのが「深まるGゼロ世界の混迷」。Gゼロとは、ユーラシア・グループ代表で国際政治学者のイアン・ブレマー氏が警告してきた国際社会を主導する国や組織のいない状態を指す言葉だが、これが米国の第2次トランプ政権下で深刻化すると訴える。ブレマー氏は、「Gゼロ」について10年以上前から警鐘を鳴らしてきた。ブレマー氏は、「世界最強国のアメリカが、中国のような外交を展開しているから。相手国と金目当ての打算的な関係を築き、民主主義などの価値観の共有には気にもかけない。米国の望みどおりに動けば独裁国家さえ優遇されるような状況となっている。そのような“Gゼロ”の状況が、今年国際秩序を最も脅かす存在になるだろう」と述べた。戦後長らく国連度を通じルールと国際協調に基づく世界秩序を主導してきたアメリカ。ブレマー氏は第2次トランプ政権下でアメリカがその役割を放棄し、独断専行に走る傾向を強めるとみている。去年、日本製鉄によるアメリカの鉄鋼大「USスチール」の買収計画が、大統領選挙という国内の事情で反対されたことも新たな傾向を反映しているとブレマー氏は指摘し、「アメリカはかつてのように自由貿易を支持していない。“Gゼロ”の世界では同盟国も敵対国も関係ない。目先の利益のためなら、同盟国との関係さえ犠牲にする」と語る。さらに、トランプ次期大統領がUSスチール買収を承認する可能性については、「ない」とした。ブレマー氏が第3のリスクとして挙げた「米中決裂」。トランプ次期大統領は、中国・習近平国家主席を就任式に招待したとされるなど、融和ムードに傾く動きもあるようだが、ブレマー氏は、「アメリカの中国に対する要求はあまりに大きく、中国側が十分に対応するのは不可能。トランプ次期大統領の側近を見渡すと、輸出規制、安全保障から南シナ海、台湾問題に至るまで、バイデン政権を超えるタカ派姿勢だ。米中は今後、無秩序なデカップリング(経済分断)と貿易戦争へと突き進んでいくだろう」と述べた。米中の間で板挟みになる日本。トランプ次期大統領との関係をどう築くべきなのか。ブレマー氏は、「安倍元総理大臣はトランプ次期大統領と会談する際、日本企業による対米投資をアピールしていた。週ごとに投資による恩恵を説明し、共和党が優勢な州への投資は特に強調した。石破総理大臣も同様にすべき。日本の対米投資について、共和党洲のトランプ次期大統領の支持者にどれほど利益をもたらしているか、トランプ次期大統領の面目を立てつつも坦々と指摘していくことが大事」と述べた。ブレマー氏のインタビューの未公開版は、テレ東BIZで配信されている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年4月22日放送 4:00 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
怒とうの3か月でしたなどトランプ政権に関する声を紹介した。トランプ氏は1か月間で70の大統領令に署名し、選挙戦で訴えた政策を次々に実行に映した。最優先課題に掲げた移民対策では、犯罪歴のある人たちの強制送還などに乗り出した。2月末に行われたゼレンスキー大統領との会談では、激しい口論が繰り広げられ対立が先鋭化。その後軍事支援を一時停止する事態にもなった。相互関税[…続きを読む]

2025年4月19日放送 11:55 - 13:30 日本テレビ
サタデーLIVE ニュース ジグザグジグザグ考論
急遽決まったトランプ大統領との会談。日本政府関係者によるとトランプ大統領が赤沢大臣にいくつかの要求をつきつけたという。まず在日米軍の駐留経費負担について、日本側の負担が足りないという認識を示し、さらにアメリカ車の販売台数が少ないことやアメリカの貿易赤字についても対応を求めたという。その後行われた閣僚級会議のあと、赤沢大臣は記者団の質問に対して、安全保障につい[…続きを読む]

2025年4月3日放送 12:00 - 12:15 NHK総合
ニュース(ニュース)
アメリカのトランプ大統領は相互関税として日本には24%の関税を課すことを明らかにした。トランプ政権の1期目でUSTRの交渉官を務めたデビッド・ボーリング氏は今回の措置は確実に世界貿易戦争を引き起こすという見方を示した。中国商務省は対抗措置を講じるとするコメントを発表した。日本経済への影響について野村総合研究所・木内登英エグゼクティブ・エコノミストは「日本のG[…続きを読む]

2025年1月16日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ日経朝特急+
小竹さんに話を聞く。きょうの注目記事は今月7日付の日本経済新聞「カナダ首相、辞任へ 在任9年超 物価高や移民政策に反感」。カナダでは総選挙が実施される予定、現時点の予測では自由党が大敗しかねない状況、トルドー氏は与党の党首に首相を譲り巻き返しをはかることになった。きょうのテーマは「『現職の墓場』はまだ続く」。2024年は世界的な選挙イヤーで70以上の国・地域[…続きを読む]

2025年1月13日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル池上彰&増田ユリヤ 徹底解説
米調査会社「ユーラシア・グループ」イアン・ブレマー社長が、今年のトップリスクと位置付けたのが「深まるGゼロ世界の混迷」。「Gゼロ」とは国際秩序を主導するリーダーがどの国にも存在しない世界を指している。そのリスクの中心にいるのがまもなく米国大統領に就任するトランプ氏。ブレマー社長はトランプ氏が主導する強力なアメリカが旧来の国際秩序や規範、ルールを打破しようとし[…続きを読む]

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