ビダル教授によると謎多き国有企業グループ「GAESA」はキューバの革命軍事省の下部組織という。石油・エネルギーの利権を握り観光、小売り、港湾・物流など主要企業を掌握。国民から富を収奪し外貨を管理、主要インフラをほぼ独占する国有企業のグループ。去年8月6日にアメリカのマイアミ・ヘラルドが「GAESA」」の財務諸表を入手し公開した。2024年3月時点で約180億ドル(約2兆7500億円)。2023年の純利益はキューバのGDP約4割に相当する。去年10月にキューバ当局が発表した新たな政府ブログラムではインフレや財政赤字縮小などの対応をしているがGAESAについては一切言及していない。トランプ政権がキューバのエネルギー封鎖に踏み切ったのはGAESAの影響があるのではないかという。アメリカのシンクタンクCSISによるとキューバを新米政権に転換させるにはアメリカの圧力で支配的なエリート層の一部と強制的に合意を結ぶ必要があると分析。支配的なエリート層としてあげられているのが「GAESA」を支配する将軍たち。内部から切り崩すことで政権を親米に転換させる狙いか。アメリカのルビオ国務長官はキューバ移民2世で両親は貧困からアメリカに移住した。田中道昭は「キューバの経済低迷の原因はGAESAにある、ここをトランプ政権が狙っているということ」と話した。
