川谷絵音が語りたい天才はゆらゆら帝国・坂本慎太郎。1989年にゆらゆら帝国を結成。92年にはメンバーチェンジにより3ピースバンドとなりポップでストレートなロックへと変化。1998年にフルアルバム「3×3×3」を発売するとミュージシャンから絶賛の声があがり、ライブのチケットは発売ど同時に売り切れとなり様々なバンドと対バン。2005年からは海外でも活動するが、2010年、「ゆらゆら帝国は完全に出来上がってしまった」と解散を発表。解散後、坂本は自身のレーベル「zelone records」を設立しソロとして活動。川谷にとって欠かせない坂本のソロ曲が「まともがわからない」。川谷は坂本がインタビューで答えていたシンプルで芯をついた言葉に救われたと話した。そして川谷が坂本の最も天才だと思うのが原曲が分からないライブアレンジ。