- 出演者
- 古田新太 大倉忠義(SUPER EIGHT) 村上信五(SUPER EIGHT) 横山裕(SUPER EIGHT) 丸山隆平(SUPER EIGHT) 安田章大(SUPER EIGHT) 高橋茂雄(サバンナ) 関根史織(Base Ball Bear) 小林祐介(THE NOVEMBERS) 川谷絵音
オープニング映像。
今回の企画は「私が語りたい天才たち」。プロが語りたい4人の天才とは?
川谷絵音は以前、小林祐介に憧れてバンドを始めたと明かしており「夢が叶ってかなってしまった」。小林祐介は名前を出してくれて恩を感じていると話した。
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川谷絵音が語りたい天才はAPOGEE・永野亮。下北沢で活動していたバンドだが、先を行き過ぎて孤高の存在だったという。永野亮は2003年にAPOGEEを結成し2006年にメジャーデビュー。川谷はキャッチーなベースラインをメンバーに聴かせて曲作りの参考にしていると明かした。また永野は様々なCM音楽やアーティストに楽曲提供。Awesome City Club「勿忘」を編曲・共作曲を手掛けるなど幅広く活動。川谷は「勿忘」を最初聴いたときにアレンジに驚き、よく見たら永野さんが関わっていて自分の耳は間違ってなかった。さらにボーカル力も高いとし、スピッツ「楓」のカバーも圧倒的と絶賛。
関根史織が語りたい天才はthe pillows・山中さわお。山中は高校卒業後バンド活動をスタートし、1989年にthe pillowsを結成。1991年にメジャーデビュー。ほぼ全ての楽曲の作詞と作曲を山中が手掛けている。1996年に発表した「ストレンジ カメレオン」が次第に支持を集めるようになった。関根史織は孤高さとキャッチーさと両方兼ね備えていると話した。
引き続き、関根史織がthe pillows・山中さわおについて語る。「Funny Bunny」のサビの歌詞に注目。関根史織は山中自身の孤独感や疎外感を歌っていて、結果同じ境遇の人たちが励まされていると話した。そしてアニメ「フリクリ」の音楽を手掛けたことで海外人気が急上昇。その後、2005年のアメリカツアーを皮切りに海外でのツアーを成功させ高い評価を得た。さらにthe pillowsのトリビュートアルバムには錚々たるメンバーが参加。山中は様々なアーティストとのコラボ作品を発表しており、関根史織ともコラボ楽曲を発表。
川谷絵音が語りたい天才はゆらゆら帝国・坂本慎太郎。1989年にゆらゆら帝国を結成。92年にはメンバーチェンジにより3ピースバンドとなりポップでストレートなロックへと変化。1998年にフルアルバム「3×3×3」を発売するとミュージシャンから絶賛の声があがり、ライブのチケットは発売ど同時に売り切れとなり様々なバンドと対バン。2005年からは海外でも活動するが、2010年、「ゆらゆら帝国は完全に出来上がってしまった」と解散を発表。解散後、坂本は自身のレーベル「zelone records」を設立しソロとして活動。川谷にとって欠かせない坂本のソロ曲が「まともがわからない」。川谷は坂本がインタビューで答えていたシンプルで芯をついた言葉に救われたと話した。そして川谷が坂本の最も天才だと思うのが原曲が分からないライブアレンジ。
小林祐介が語りたい天才はBOOM BOOM SATELLITES・川島道行。川島は1990年に大学時代に知り合った中野雅之とBOOM BOOM SATELLITESを結成。1997年、ベルギーのレーベルからデビュー。翌年には1stフルアルバム「OUT LOUD」をリリース。そして2004年にはアニメ映画「APPLESEED」の主題歌を手掛け話題に。小林は誰にも作れなかった曲に「KICK IT OUT」をあげた。その後も活動は順調かに思われた2012年、川島の脳腫瘍を公表。2013年1月には治療のためライブ活動を休止。その後の復活ライブでは多くのファンが復活を見届けた。そして2015年、BOOM BOOM SATELLITESとTHE NOVEMBERSの対バンが実現。小林は対バンした際、あまりのスゴさに敗北感を味わって帰ったと明かした。その後、2015年に脳腫瘍が再発。翌年には病床で川島が書き上げたラストシングルをリリース。そして2016年10月9日に亡くなった。2017年6月には川島の生前の歌声や映像を使いラストライブを開催。2020年、中野雅之は小林とTHE SPELLBOUNDを結成。このバンド結成の経緯は小林がたまたま見たSNSで中野がメンバー募集をしていて、連絡したら合格した。BOOM BOOM SATELLITESカバー曲を披露した際は耳の中で川島さんの生前の声を流しながら歌っていたと明かした。
EIGHT-JAMの次回予告。
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