ブラジル・リオデジャネイロで開かれているG20首脳会議は18日、首脳宣言を発表した。米国のトランプ次期大統領が離脱を表明している気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」について長期目標達成に向けた努力で結束を続ける決意を改めて表明した。また、ロシアによるウクライナ侵攻について人的被害や食料、エネルギー安全保障などへの悪影響を強調するとして支援に消極的なトランプ氏をけん制した。一方で懸念が高まる保護主義への反対姿勢は明記しなかった。
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