石破総理大臣は訪問先のブラジルで日本時間の今朝早く記者会見を開き、「103万円の壁」の見直しに関し「各党と丁寧に協議を進めたい」と述べるとともに、政治と金の問題を受けた政治改革について早急に結論を得たいと強調した。政治改革を巡っては「政策活動費の廃止も含め国民の信頼確保に資するよう早急に結論を得たい」と述べ、政治資金をチェックする第三者機関に関して役割や権限の議論を進める考えを示した。一方、今回の南米2カ国訪問については「世界各国の首脳との間で個人的な関係を構築し深める機会とすることができた」と成果を強調した。会見後、石破総理は政府専用機で帰国の途に就いた。