リクルートマネジメントソリューションズの武石美有紀は、企業の研修で若手の人と接しているといい、その中でご自身のキャリアに対するお悩みの声を耳にするようになったという。その背景には2つの不安があると考えているとし、1つ目は社会全体に対する不安、もう一つが周囲との比較との不安があるといい、環境の影響が大きいと考えているなどと話した。原晋も社会環境の変化は非常に大きいと思うといい、特にインターネットの普及によって世の中の全体の時間軸がものすごく短くなってきている気がすると指摘。結果として結果を求めがちになっていて、インターネットの普及で様々な情報を瞬時に習得することができる、しかしながら多様な情報をより深く掘り下げて実践しているかといったらそこまでいっていないのではないか、などと話した。
ベテラン社員からは「われわれ世代は背中を見て覚えろみたいな、いわゆるスパルタな世界で教えられてきたので」「言葉遣いや接し方が難しい」「厳しいこと言ったら辞めちゃうのかなと思うとあまりうまくはいかない」などの声が聞かれた。原晋は、サラリーマンの上司の皆さんに戦ってくださいと呼ぶかける。若者の道徳観の乱れは世の乱れ、時間を守るとか約束を守るとか挨拶をするとかができない若者に対しては、パワハラでもなんでもない、厳しく指導すべきだと思う、誰もができるミスについてはしっかりと指導していくように捉えているという。ただ一方でこの大切さにも視点を当てているという。合原明子は職場で生じるすれ違いについて、若手社員の入社前の経験の変化が関わっているという指摘もあると紹介。学生時代の社会的経験をしている若者がどのくらいいるかを調べたもので20年前と比べ大幅に増え、7割を超える学生が入社前に経験をしていると紹介。ただ、リクルートワークス研究所の古屋星斗は、学生時代の社会的経験を企業は採用活動だけでしか見えておらず、採用後の育成やキャリア形成に生かされていないと指摘している。
ベテラン社員からは「われわれ世代は背中を見て覚えろみたいな、いわゆるスパルタな世界で教えられてきたので」「言葉遣いや接し方が難しい」「厳しいこと言ったら辞めちゃうのかなと思うとあまりうまくはいかない」などの声が聞かれた。原晋は、サラリーマンの上司の皆さんに戦ってくださいと呼ぶかける。若者の道徳観の乱れは世の乱れ、時間を守るとか約束を守るとか挨拶をするとかができない若者に対しては、パワハラでもなんでもない、厳しく指導すべきだと思う、誰もができるミスについてはしっかりと指導していくように捉えているという。ただ一方でこの大切さにも視点を当てているという。合原明子は職場で生じるすれ違いについて、若手社員の入社前の経験の変化が関わっているという指摘もあると紹介。学生時代の社会的経験をしている若者がどのくらいいるかを調べたもので20年前と比べ大幅に増え、7割を超える学生が入社前に経験をしていると紹介。ただ、リクルートワークス研究所の古屋星斗は、学生時代の社会的経験を企業は採用活動だけでしか見えておらず、採用後の育成やキャリア形成に生かされていないと指摘している。