リクルートワークス研究所が発表した2026年春卒業予定の大卒求人倍率は1.66倍だった。2025年の1.75倍より0.09ポイント低下し、4年ぶりに前年の水準を下回ったが、学生優位の「売り手市場」が続いている。大卒求人倍率は民間企業への就職希望の学生1人当たり何件の求人があるかを表している。業種別では金融業・情報・通信業は前年から低下したが、製造業やサービス業は上昇している。中野氏は「企業の体力も教育にかかるコストとかを考えると売り手市場が続くのか疑問なところで、機械で大体できるところはしようっていう流れが加速するのではないかというのが懸念点ではある」とコメント。