一昨日金曜日、総選挙が行われた英国では、最大野党・労働党が過半数の議席を獲得。スナク首相率いる与党・保守党に圧勝し、14年ぶりとなる政権交代が実現した。更にフランスでは本日、国民議会選挙の決選投票が行われるが、先週行われた1回目の投票結果によると、現職・マクロン大統領のいる与党連合が大幅に議席を減らす見通しで、反移民制作などを掲げる極右政党「国民連合」が得票率トップで最大勢力となる可能性。パリではこうした投票結果に反発する有権者が大規模なデモを行う事態にまで発展した。世界の政治情勢に大きな変化が起きているが、今、各国が最も注目しているのが米国大統領選挙。