パリオリンピック開幕まであと1週間。期待のメダル候補たちが現地で最終調整を続けている。パリオリンピックを最後に引退を表明しているバレーボール女子日本代表のキャプテン・古賀紗理那選手の現役最後の戦いに向けての決意は「目標は絶対にメダルを獲得することなんですけど、チームで一つになって戦うことを意識して試合に臨みたい」と述べた。東京オリンピックの金メダリスト、体操のエースの橋本大輝選手は現地の子供たちが見つめる中、得意の鉄棒を披露した。今大会では個人総合、団体、種目別の3冠を目指す。橋本選手は「欲しいメダルはやっぱり一番良い色のメダルですけど、一演技一演技丁寧にやっていけるように準備していきたい」と語った。競泳では男子200mバタフライで2大会連続メダルを狙う本多灯選手が、ダイナミックな泳ぎで好調をアピール。夢に見た金メダル目指し静かに闘志を燃やす。本多選手は「金メダルというのをずっと夢見てきたので、それに素直に従って頑張りたいなと今、強く思っています」と話した。