岸田総理大臣はけさ9時半ごろ、政府専用機で羽田空港を出発した。きょうから6日間の日程で、フランス、ブラジル、パラグアイの3か国を歴訪する。最初に訪れるフランスでは、OECD・経済協力開発機構の会合に出席し、議長国として演説する予定。さらに、マクロン大統領とのワーキングランチに臨み、安全保障や経済分野での協力などを確認する見通し。その後、ブラジル、パラグアイでそれぞれ首脳会談を行い、経済連携について意見を交わすことにしている。ブラジルでは、中南米諸国との関係強化に向けた政策スピーチも行う予定。岸田首相は「ルールに基づく自由で公正な国際経済秩序を構築し強化する取り組みを主導していく」とコメント。