高知県のポツンと一軒家を調査。白木谷国際現代美術館で地元の男性に話を聞くと、目指すポツンと一軒家は牧場とのことだった。山道をまっすぐ通り抜けるのは大変なため、一旦麓に下りて山の反対側から登る方が安全だと教えてくれた。白木谷国際現代美術館にいたのは現代アート作家の武内さん。石原慎太郎の推薦で都庁で作品を展示したほか、ルーヴル美術館など世界10か国以上で作品を発表した。この場所は14年前に武内さんが生まれ育った山の中に1000坪の土地を買って作った私設美術館だった。美術館全体が自身を表現している。美術館の一番奥には都庁に展示した青い家の作品があり、母の口癖だったという「人並の努力なら人なみで終る」と書かれた掛け軸がかけられていた。展示作品は200点以上で屋外展示場も併設している。