初収穫のポポーを試食した。半分にカットしてスプーンを入れると柔らかくてプリンのようだという。甘くてなめらかでこれだけで一つのスイーツのようだと述べられた。ポポーは日本ではアケビガキとも呼ばれ9月から10月に旬を迎える北米原産のフルーツで果肉はメロンや柿より甘く糖度は20度以上だが、熟成が早く進むことと収穫して3日ほどで表面が黒く変色してしまうことから流通が難しく栽培する農家は全国でもわずかなのだという。以前この畑にレッド吉田さんが訪ねた時には望月さんは、別のおじいさんが一本植えていてそこで自分は子供の頃に食べていたと語っていて、その味が忘れられず50歳の時にアメリカから苗を取り寄せて総額2000万円ほどかけて栽培を始めたのだという。今は年間およそ5000個のポポーを収穫できるとのこと。お客の注文を受けてから収穫し、その日のうちに発送するとのこと。1kgあたり3、4個で消費税を入れて3240円の値段だという。その後お家ご飯を見せてくださいとお願いし交渉成立となった。収穫後に自宅件会社の事務所にお邪魔した。望月さんの本業は従業員30名を抱える住宅塗装会社の社長だという。収穫時期は塗装会社は従業員にまかせて夫婦で出荷作業に専念しているとのこと。現在は次男家族と一緒に暮らしており、去年孫が出来たという。家にお邪魔して嫁の由貴さんと挨拶した。