柔道・阿部兄妹の妹・詩の試合後に撮影した写真を紹介。3年前、兄妹で初めて挑んだ東京オリンピック。妹・詩が21歳でオリンピックを制した約30分後、兄・一二三も金メダルを獲得し、世界から追われる立場になった“最強兄妹”。東京大会から無敗で駆け抜けてきた。柔道史上最速でパリへの切符を掴んだ。目指すは史上初、兄妹でのオリンピック連覇。オリンピック2か月前にも意気込みを語っていた。
28日のパリオリンピック柔道競技2日目第1試合は、世界が注目した詩の初戦。開始57秒で一本勝ち。兄妹連覇、史上初の偉業への挑戦が始まった。家族が見守る中、迎えた2回戦、相手は去年勝ったことがある世界ランキング1位のウズベキスタンのディヨラ・ケルディヨロワ。阿部詩は一本負けで2回戦敗退となった。史上初の兄妹連覇の道は途絶えた。3歳年上の兄を追いかけ、柔の道に足を踏み入れた。時には手加減なしで稽古をし共に歩み続けてきた。敗戦から4時間後、詩が口を開いた。阿部詩は「たくさんの方にサポートいただいてありがとうございますという感謝の気持ちでいっぱい。自分の弱さとこれから向き合いながら過ごしていきたい。兄の勝ってる姿を目に焼き付けたい」などと話した。
妹・阿部詩の敗戦後、兄・一二三は最初の戦いへ。袖釣り込み腰は兄妹一緒の得意技。詩は家族や仲間と兄の行く末を見守った。全ての重圧を跳ね除けて決勝へ。柔道男子66キロ級決勝では柔道大国・フランスを沸き立たせた。最後は妹も得意な袖釣り込み腰で決め、連覇を達成。最強であり続けた兄は試合後、その重圧を口にした。阿部一二三は「妹の分まで兄が頑張らないとという気持ちで1日頑張りました」などと話した。今回メダルを手にしたのは自分1人。気持ちはすでに4年後のロサンゼルスオリンピックへ向いている。
28日のパリオリンピック柔道競技2日目第1試合は、世界が注目した詩の初戦。開始57秒で一本勝ち。兄妹連覇、史上初の偉業への挑戦が始まった。家族が見守る中、迎えた2回戦、相手は去年勝ったことがある世界ランキング1位のウズベキスタンのディヨラ・ケルディヨロワ。阿部詩は一本負けで2回戦敗退となった。史上初の兄妹連覇の道は途絶えた。3歳年上の兄を追いかけ、柔の道に足を踏み入れた。時には手加減なしで稽古をし共に歩み続けてきた。敗戦から4時間後、詩が口を開いた。阿部詩は「たくさんの方にサポートいただいてありがとうございますという感謝の気持ちでいっぱい。自分の弱さとこれから向き合いながら過ごしていきたい。兄の勝ってる姿を目に焼き付けたい」などと話した。
妹・阿部詩の敗戦後、兄・一二三は最初の戦いへ。袖釣り込み腰は兄妹一緒の得意技。詩は家族や仲間と兄の行く末を見守った。全ての重圧を跳ね除けて決勝へ。柔道男子66キロ級決勝では柔道大国・フランスを沸き立たせた。最後は妹も得意な袖釣り込み腰で決め、連覇を達成。最強であり続けた兄は試合後、その重圧を口にした。阿部一二三は「妹の分まで兄が頑張らないとという気持ちで1日頑張りました」などと話した。今回メダルを手にしたのは自分1人。気持ちはすでに4年後のロサンゼルスオリンピックへ向いている。