24歳になった早田選手をGoing!が密着取材。ことし2月、大阪。朝8時、箱を手に早田が練習場に。持っていた箱には特注ラケットの文字。この日は2本の新品ラケットを試し打ち。ラケットの交換は1、2年に1回。早田が始めたのは左腕のケア。去年8月、パリオリンピック。準々決勝で早田は左腕を負傷。ラケットを握ることをままならない状態で戦い抜いたがメダルの代償は大きかった。この日の練習前、ストレッチで体をほぐす早田。すると中断し取り出したのはうなぎ弁当。これまで早田の食事をサポートしてきたのはコーチの石田さん。中学時代からおよそ10年間、専属コーチとして練習中の動画を撮影したり手作りの栄養ドリンクまで準備。しかし、パリオリンピック後、石田さんは早田の専属コーチを退任。早田からの提案だった。現在、早田のコーチを務めるのはかつて福原愛さんの練習パートナーだった中国出身の金恵美コーチ。同じく中国出身で練習パートナーの左俊斉さん。さらにトレーナーの岡雄介さん。3人体制で早田を支えている。今も痛みと相談しながら日々の練習や試合を行っている。そんな早田のロスオリンピックへの挑戦をGoing!が追いかける。