地区シリーズが開幕。フィリーズとの第1戦で投打二刀流出場の大谷翔平。2回にランナー1・2塁のピンチを招くとタイムリーを打たれ、この回3失点とする。3回のシュワバー選手との対戦では、空振り三振とする。6回まで追加点を許さず、9奪三振とする。打線はその裏、ランナー1・2塁の場面でテオスカー・ヘルナンデスが3ランホームラン。大谷選手は勝利投手の権利を得た。大谷選手は9回表、バントの構えを見せるなどし、抑えを任された佐々木朗希投手のため、時間を作った。サポートを受けた佐々木投手は9回を無失点に抑え、日米通じて初セーブをあげた。大谷選手はベーブ・ルース以来、シーズン50本塁打以上放った投手がポストシーズンで勝利する107年ぶりの記録を打ち立てた。