LA住宅街に住み深刻な被害を受けているシャーロットさんは「4月に最初来たきた時は子グマだった。お腹が空いているだけ」などと慣れてしまって怖くないと恨む様子がみられず、住民の間では排除ではなく共存の意識が浸透しているという。半年以上にわたり被害をもたらせているが、カリフォルニア州野生局は餌を家の近くに置いて罠をしきクマをおびき寄せやすくするという。その後の処置も日本とは異なり麻酔をかけて外に出し、血液などをサンプルとして採取し個体の年齢などを測り特別な首輪をつけリリースするという。野生局ではクマたちの現在地を衛星技術を駆使して足取りが可視化、過去の足跡も全て記録されているが6頭の追跡を通して6000頭の行動範囲を推測している。サンプル数を増やしてロサンゼルス全体のクマの生態を把握したいとしている。野生局ではクマの生態系全体を捉えた上で共存関係を侵すクマだけに行動をとる、人とクマとの調整に徹している。ケビンさんは殺さないことに固執しているわけではない、去年1年間でカリフォルニアでハンターに狩られたクマは1007頭でハンターとの交流も野生局の仕事で「狩りはクマの数を適切に保ち人口過密による感染症を防ぐために効率的で不可欠なもの」とした。行政が個体管理と情報のハブとなり民間が個体数の調整を担い官民の協力でクマとの共存を支えているということ。
