プーチン大統領が示した新政権主要幹部の人事案では2012年から国防相のショイグ氏を交代させ安全保障会議の書記に任命。前任のパドルシェフ氏の次のポストは数日以内に提示されるという。新国防相には第1副首相だったベロウソフ氏を任命するとしていて、大統領報道官は「大統領は国防省のトップに非軍人を就かせ改革を進める必要があると考えた」と説明している。人事案は上院との協議を経て決定へ。パトルシェフ氏の長男・ドミトリー氏は首相に再任したミシュスチン氏による新内閣の副首相候補に指名された。今後、下院での承認手続きなどを経て正式に就任。ドミトリー氏は前内閣では農相を務め、プーチン氏の後継候補の一人とされている。