中国メディアは“トランプ政権の追加関税への中国の対抗措置がきょう未明に発動された”と伝えた。アメリカのトランプ政権は4日、中国からの輸入品に一律で10%の追加関税を課す措置を発動。これに対し中国はアメリカから輸入される石炭・LNGに対し15%、原油・農業用機械・排気量の大きい自動車などに10%関税を上乗せすると発表していた。追加関税の対象となる品目は限定的であり、アメリカとの交渉の余地を残したとの見方もある。一方ウクライナ情勢をめぐり新たな動き。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐりプーチン大統領と電話で話したと報じられたトランプ大統領。具体的な言及は避けたものの“我々は前進していると信じている”と述べ、ロシア側との対話が進んでいるとの認識を示した。またプーチン大統領との対面での首脳会談について“適切なタイミングで会うことになるだろう”と述べた。一方ウクライナのゼレンスキー大統領は今週ワシントンを訪れトランプ大統領と会談するとみられる。