テーマは「COP28の総括~成果と課題~」。COP28合意文書のポイントとして「約10年間で化石燃料からの脱却を加速」「2030年までに再生可能エネルギーを現状の3倍に拡大」をあげた。中空さんはCOP28に参加していたそうで、「今回は議長国がのすごくやる気まんまんで、組織だった運営もしていて評判の良いものになった」などと話した。また「会が始まる初日からUAEがお金を出すという話しをし始めている、気候変動対策問題にはお金が必要」などと話しロス&ダメージ基金への拠出額を説明した。また「それぞれの国で立ち位置が違いみんなで合意しようとしたらお金がないと合意できないが今回段階的廃止を先進国に対し10年間で脱却と言っていることは相当画期的な合意ができてきたとみていいと思っている」などと話し、COP28の成果を「新興諸国への資金・基金創設」「2030年までにメタン排出・自然ベースソリューションの活用・適応に関する世界目標GGAの枠組みに向けた具体的なステップなどがどういう風に合意をしていくか」「民間部門の資金活用のきっかけ」などをあげ、カーボンクレジットのオフセット利用状況や地域別ネットゼロ採用割合を説明「民間資金を使いどういう風にCO2を減らしていくかということができていく必要がまだある」などと話した。またグローバル・ストックテイクについては目標にはまだ未達でこのままだと到底到達できない状況になっているとのこと。また世界のESG投資は22年に初の減少と説明「アメリカが大きく減らしているのが気になる点」などと話した。