ロシア経済に詳しい服部倫卓さんは、3年前に戦争がはじまったときには欧米の制裁でロシアは音を上げのではないかとされていたが、ロシアは国の規模も大きく資源もあるため国として底力があり適応能力があったということだったという。ロシアの国防費は国家予算の約3割、そのお金が雇用をうみ、平均月収は約50%アップ、消費意欲が高まり、家計支出はプラス6.1%となった。一方でインフレがこのまま進むと弊害が出てきて、人手不足の問題もある。プーチン大統領の最新の支持率は87%と依然として高い。服部倫卓さんは表立った大きな反乱がないというのはプーチンが軍事とともに、国民生活も重視していることだと思う、それがプーチンにとっての生命線だと話した。