ローマ教皇を決めるコンクラーベ。水面下では駆け引きがあったのではないかという。前教皇フランシスコは改革路線だった。今回選ばれたレオ14世は改革路線の意見も聴くし、保守路線の意見もいくし、中立的な立場の人物と言われていたという。今回の水面下ではどんな駆け引きがあたのか。映画「教皇選挙」の中では、お互いに足を引っ張る情報戦に。実際にイタリアのピエトロ・パロリン枢機卿は健康不安説のフェイクニュースがでてしまったことがあり、ローマ教皇庁が否定した。レオ14世という名前について山本芳久は、レオ13世という比較的長く教皇を務めた方がいて、社会回勅を初めて出した人で、カトリックの伝統を重んじつつ、柔軟に解釈しながら現代世界にメッセージを発していく姿勢の人だったので、レオ14世もそれを受け継ぎながら積極的に関与する、そういう姿勢を名前で示した可能性があるなどと解説した。